預かりさん

この記事は２０１３年夏頃の回顧録です

家には母屋続きの離れと離れたところにも離れがあります。
ただそのまま人間が住めるような現状ではなく、リフォームが必要。
でも、犬や猫の小屋代わりにはなるかなあと思っていました。
せっかくあるから活用しないともったいない。
犬も飼ってみたいなあ、それか預かりボランティアもいいかなあと思っていた矢先、
ふとしたご縁で犬猫保護活動をされているボランティアグループの方から頼まれて、
飼い主を亡くしたおばあちゃん犬２匹を預かることになりました。

before

２匹ともおばあちゃんなのにすごく元気！

マルチーズのあいさんは３週間で新しい素敵なお家が見つかりました。

私は正直マルチーズという犬種が苦手だったのですが（和の雑種が好み）、

あいさんにはやられてしまいました。

３週間しか一緒じゃなかったのに、それもそんなに構ってあげられていたわけでも

なかったのに、新しいお家へ行ったとき、新しい家族に愛想を振りまいた後

必ず私のところへ戻ってきて、「さっきのでよかった？」と言わんばかりに私を

見上げるのです。最後の最後でやられてしまいました。

after

by  ボランティアトリマーさん

柴のまいさんは、５ヶ月間うちに居て、今は違うお宅に移りましたが、

もうすぐ新しい家族の元へ行く予定です！うちでは母屋に猫たちが居る為、

寒い冬も離れか母屋の土間かで一匹寂しく過ごさないといけませんでしたが

今は室内で暖かくのんびり暮らせています。本当によかった！

犬を預かって思ったことは、猫って楽〜。

トイレは勝手にきちんとトイレでしてくれるし、

毛繕いも自分でやってくれるし、

鳴き声は大きくないし。

犬慣れしていない私は、あいさんまいさんにとっては良くない預かりさんだった

だろうなあ、と申し訳ない気持ちでいっぱいです。

でも、素敵な新しい家族に出逢う通過点だったと思って許してちょうだい、

あいさん、まいさん。幸せに長生きしてね！

名張セカンドチャンス