2014年3月5日水曜日

初受注


この記事は、2013年春〜の回顧録です


仕事でたまに仕出し弁当を使う友人が遊びに来てくれたとき、
今度必要なときにお願いするわ、と言ってくれました。
私はもちろん弁当屋でも料理屋でもありません。
ただ、友人が新鮮な野菜や山菜を使った私の料理がおいしいから、こういう感じで
お弁当にしてくれないか、ただ、ビジネスとして儲けはきちんと取ってね、と。
もし上手くいったら仕事にしてしまえばいいじゃない、と
ぼーっと暮らしている私に救いの手を差し伸べてくれたのです。
ド素人がそんなことしてもいいのか?!と思ったけれど、見ず知らずの人に精進健康
弁当を食べてもらえるなんて滅多にない機会。注文数は5個、一人2500円。

本当に作れるのか予行練習をしてみました。
結果、ダメでした。おかずをこれでもか、というほど作ったつもりだったのに、
指定されたサイズのお弁当箱に詰めてみたら、薄っぺら〜い。彩りもなんだか地味。
やっぱりプロはすごいなあ。こういう地味料理を望んでいる方にならいいかも
しれないけれど、普段豪華な色彩溢れるお弁当に慣れてる人にはがっかりされる
のではないか、それでは友人にも迷惑がかかる。

味は自分でいうのも何ですが、とっても美味しかったんですよ。
夫は2500円は無理やけど、1000円やったら売れるんちゃう、って。
材料調味料吟味して、手間隙かけて1000円でやってられるかい(笑)!
ボランティアだったらいいけれど、ビジネスとしては成り立たんわ、と断念しました。


小さいお弁当箱にキュッと詰めたら格好ついたのだけどなあ。
擂り下ろしレンコンのうなぎもどきや、奥津典子さんのレシピの高野豆腐と長ひじきの
春巻き、美味しかったなあ。


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