2014年8月16日土曜日

オオニシ恭子先生



オオニシ恭子先生を知ったのは、アメリカに居た時
『滋養ポタージュで始めるヨーロッパ薬膳』という本をいただいたから。
本でも習い事でもなんでも、買って、始めたらそれで満足、全く身に付かない私は
カリフラワーのポタージュを2、3度作って、あとは眺めるだけでした。
でも眺めるだけでも楽しいこの本。いろいろなポタージュの写真は
色合いがとってもきれいで、さすがお若い頃新進気鋭のインテリアデザイナー
でいらしたそうなオオニシ先生のセンスの良さなのかなと思っていました。


あれから数年経った今、オオニシ先生の料理教室に通っています。
ベルギーに長年居られた先生が日本に帰国され奈良に住まわれて
あちこちで「やまと薬膳・自分食塾」を開講されており、
とってもいいよ、という声を偶然複数から聞いたので先月から始めてみました。
マクロビオティックという言葉は使われていませんが、
陰陽ベースの菜食なので安心して作っていただけるし、美味しい。


また、料理教室とは別に「体をととのえるお食事の会」も開催しておられて
平日開催なので普段はなかなか都合がつかないのですが、
先日はちょうどお盆休みだったので行ってみました。
今月は心臓をケアするお食事。
先天性心室中隔欠損症(今はもう塞がっているかもしれないけれど)で
物をすぐ落してしまう私にはちょうどいい。
心臓には苦みがいいそうです。
テンペのフライがとっても美味しかった。
ベルギーではオランダからテンペが入ってきたそうです。
オランダはインドネシアを植民地にしていたのでその関係で。
日本で売られているテンペはまだまだ本場のものとは程遠いそう。
そしてオオニシ先生といえばポタージュ、玉葱のポタージュはもちろん美味しい。

 タンポポコーヒー羹豆腐
アイスクリーム添え

料理教室とお食事会でオオニシ先生のポタージュをいただき、
美味しく体も喜ぶことを体感したので
家でも本を開いて立て続けに作ってみました。
夏のポタージュ「豆腐のポタージュ」と「なすのポタージュ」。
どちらも本当に美味しい。
シンプルな材料と作り方、これでしみじみ美味しいのです。

やっぱり実践しないと意味がないものね。
今度はいつまで続くやら。



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